時代は変わり、他の職業と同様、看護師の世界においても転職が普通になりつつある点は良い傾向ですね。今までは何か違和感を感じても、耐えるか、あるいは辞めるかしかなかったところ、そこに「職場を変える」という選択肢が出てきたのです。貴重な人生の貴重な時間を費やすわけですから、やはり、納得ができ、やりがいが感じられ、「ありがとう」という言葉が聞ける職場で働きたいものです。
看護師のみなさんが転職を決断し、退職の意思を伝えて、OKがもらえたら、「退職届・退職願を出してね」と言われるはずです。 一般的に、退職届・退職願は自己都合の退職の際に提出するものですが、実はこの書類、法的には「絶対に提出しなければならない」というわけではありません。 でも、病院側の事務手続きのために、あるいは慣習的に、多くの場合、提出が求められます。 ここで、「退職届なの?退職願なの?」と疑問に思うかもしれません。実際はほとんど差はありませんが、「退職届」の場合、退職することを届け出る、つまり「退職しますよ」と断定する形になります。 一方、「退職願」は、「願い」という漢字のとおり、「退職させてください」と意志を伝えて承認を依頼する形です。 実質的にはあまり変わりはないとはいえ、よりソフトな印象を与える「退職願」の方がベターと言えるかもしれません。 最近ではパソコンで作成してプリントアウトする方法でも特に問題はなくなっていますが、やはり手書きで書いたほうがより丁寧です。 また、横書きではなく、縦書きが一般的です。 文面は、深く悩むことはありません。もし病院でフォーマットが決まっていれば、その通りに、特になければ標準的な文面をそのまま写せば問題ないでしょう。 ちなみに、退職の理由はいろいろあっても、基本的には「一身上の都合により」の一言ですませること。つまりは、「自分白身の問題、個人的な事情で」ということです。退職届・退職願はあくまでも形式的なものですから、本音をつらつら書く必要はありません。書いても、後々面倒になるだけです。 <退職届・退職願のポイント> 1.白い縦書き用の便釜に、黒のボールペン、あるいは万年筆で 2.封筒は、縦長の白無地 3.封筒の表には中央に「退職願」と記載し、裏に自分の名前と所属部署を記入 4.書き出しは「私事」あるいは「私儀(わたくしぎ)」から。「私個人のことですが…」といった意味。行の一番下から書き始めるのは謙遜の気持ちを伝えるためです 5.退職の理由は、「−身上の都合により」とシンプルに 6.退職予定日は、事前に上司(看護師長など)と相談して決めた日にちを 7.最後の日付は、退職願を書いている日付ではなく、提出する日付 8.所属部署、自分の名前は宛名よりも下になるように 9.捺印も忘れずに 10.宛先は、直接手渡す人ではなく、最高責任者。つまりは病院長の名前に 参考になさってください。 それでも転職したい!と思ったら。 >>>最新の看護師転職・ナース転職サイト比較ランキングはこちら
看護師のみなさんが転職を決断し、退職の意思を伝えて、OKがもらえたら、「退職届・退職願を出してね」と言われるはずです。
一般的に、退職届・退職願は自己都合の退職の際に提出するものですが、実はこの書類、法的には「絶対に提出しなければならない」というわけではありません。
でも、病院側の事務手続きのために、あるいは慣習的に、多くの場合、提出が求められます。
ここで、「退職届なの?退職願なの?」と疑問に思うかもしれません。実際はほとんど差はありませんが、「退職届」の場合、退職することを届け出る、つまり「退職しますよ」と断定する形になります。
一方、「退職願」は、「願い」という漢字のとおり、「退職させてください」と意志を伝えて承認を依頼する形です。
実質的にはあまり変わりはないとはいえ、よりソフトな印象を与える「退職願」の方がベターと言えるかもしれません。
最近ではパソコンで作成してプリントアウトする方法でも特に問題はなくなっていますが、やはり手書きで書いたほうがより丁寧です。
また、横書きではなく、縦書きが一般的です。
文面は、深く悩むことはありません。もし病院でフォーマットが決まっていれば、その通りに、特になければ標準的な文面をそのまま写せば問題ないでしょう。
ちなみに、退職の理由はいろいろあっても、基本的には「一身上の都合により」の一言ですませること。つまりは、「自分白身の問題、個人的な事情で」ということです。退職届・退職願はあくまでも形式的なものですから、本音をつらつら書く必要はありません。書いても、後々面倒になるだけです。
<退職届・退職願のポイント>
1.白い縦書き用の便釜に、黒のボールペン、あるいは万年筆で
2.封筒は、縦長の白無地
3.封筒の表には中央に「退職願」と記載し、裏に自分の名前と所属部署を記入
4.書き出しは「私事」あるいは「私儀(わたくしぎ)」から。「私個人のことですが…」といった意味。行の一番下から書き始めるのは謙遜の気持ちを伝えるためです
5.退職の理由は、「−身上の都合により」とシンプルに
6.退職予定日は、事前に上司(看護師長など)と相談して決めた日にちを
7.最後の日付は、退職願を書いている日付ではなく、提出する日付
8.所属部署、自分の名前は宛名よりも下になるように
9.捺印も忘れずに
10.宛先は、直接手渡す人ではなく、最高責任者。つまりは病院長の名前に
参考になさってください。
それでも転職したい!と思ったら。
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