時代は変わり、他の職業と同様、看護師の世界においても転職が普通になりつつある点は良い傾向ですね。今までは何か違和感を感じても、耐えるか、あるいは辞めるかしかなかったところ、そこに「職場を変える」という選択肢が出てきたのです。貴重な人生の貴重な時間を費やすわけですから、やはり、納得ができ、やりがいが感じられ、「ありがとう」という言葉が聞ける職場で働きたいものです。
看護師という仕事を損得で考えることには、あまり馴染みのない人が多いかもしれません。看護師の仕事を考えていく上で、「看護師=白衣の天使」というブラスのイメージや、「看護師の仕事は過酷で大変」というマイナスのイメージなど、「なんとなくそういう感じ」という抽象的なイメージが先行しているからです。 現役の看護師からすれば、「生命にかかわる仕事に対して損得を持ち出すなんて不謹慎。私たちは損得で仕事をしているんじゃない」という意見があるかもしれません。看護という職業そのものが社会貢献であり、非常に価値のある尊い職業であることに間違いありません。 ただ、こうした意見はあまりにも抽象的で、看護師を目指す人や、新人看護師に具体的なイメージを持ってもらいにくいと感じる場面もあります。 「看護は重要な意味のある仕事だから頑張りなさい」と言うだけでは、具体的に自分の生活や将来にどのように影響していくのか分かりづらく、かえって感情に響かない側面があります。 実際、看護系大学での講義や新人看護師向け研修で、この「得か損か」という項目を出すと、最初は「えっ?」と驚かれます。しかし講義後のアンケート結果で最も多い回答は「得か損かという内容が最も印象的だった」「こんな風に考えたことがなかったので新鮮だった」「損か得かで考えると、看護の仕事が非常にわかりやすかった」という内容です。 損得で考えるには、他者や異業種との比較が必要となるため、看護だけをとらえて論じても意味がありません。 こちらのコラムでは「看護は尊い」という抽象的な概念を押し付けるのではなく、職業全体の中での「看護の仕事」という視点を持ち、看護を俯瞰的にとらえ、具体的な事例を挙げながら、ご案内していきたいと思います。 参考になさってください。 看護師・ナースの方が転職したい!と思ったら。 >>>最新の看護師転職・ナース転職サイト比較ランキングはこちら
看護師という仕事を損得で考えることには、あまり馴染みのない人が多いかもしれません。看護師の仕事を考えていく上で、「看護師=白衣の天使」というブラスのイメージや、「看護師の仕事は過酷で大変」というマイナスのイメージなど、「なんとなくそういう感じ」という抽象的なイメージが先行しているからです。
現役の看護師からすれば、「生命にかかわる仕事に対して損得を持ち出すなんて不謹慎。私たちは損得で仕事をしているんじゃない」という意見があるかもしれません。看護という職業そのものが社会貢献であり、非常に価値のある尊い職業であることに間違いありません。
ただ、こうした意見はあまりにも抽象的で、看護師を目指す人や、新人看護師に具体的なイメージを持ってもらいにくいと感じる場面もあります。
「看護は重要な意味のある仕事だから頑張りなさい」と言うだけでは、具体的に自分の生活や将来にどのように影響していくのか分かりづらく、かえって感情に響かない側面があります。
実際、看護系大学での講義や新人看護師向け研修で、この「得か損か」という項目を出すと、最初は「えっ?」と驚かれます。しかし講義後のアンケート結果で最も多い回答は「得か損かという内容が最も印象的だった」「こんな風に考えたことがなかったので新鮮だった」「損か得かで考えると、看護の仕事が非常にわかりやすかった」という内容です。
損得で考えるには、他者や異業種との比較が必要となるため、看護だけをとらえて論じても意味がありません。
こちらのコラムでは「看護は尊い」という抽象的な概念を押し付けるのではなく、職業全体の中での「看護の仕事」という視点を持ち、看護を俯瞰的にとらえ、具体的な事例を挙げながら、ご案内していきたいと思います。
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