トップページ > 看護師・ナースの基礎知識「看護サービスで考えるべきこと」

時代は変わり、他の職業と同様、看護師の世界においても転職が普通になりつつある点は良い傾向ですね。今までは何か違和感を感じても、耐えるか、あるいは辞めるかしかなかったところ、そこに「職場を変える」という選択肢が出てきたのです。貴重な人生の貴重な時間を費やすわけですから、やはり、納得ができ、やりがいが感じられ、「ありがとう」という言葉が聞ける職場で働きたいものです。

看護師・ナースの基礎知識

  • 看護サービスで考えるべきこと

人間は生活するために「モノ」「サービス」「情報」の3種類の生活資源を必要としています。

「モノ資源」は、食料や衣服、住宅やその他の物理的な物質(モノ)で、消費したり使用したりして、われわれの毎日の生活に役立っています。

「サービス」とは人々の役に立つさまざまな種類の活動のことです。

われわれはモノを買わなくても、さまざまな形で提供されている「活動」そのものを利用することがよくあります。

たとえば、電車やバスに乗って目的地に移動します。これは電車やバスが人間やモノを乗せて移動するという活動を、われわれは電車賃やバス代を払って利用しているのです。

人々の役に立つ活動にお金を払って利用するというサービスには、さまざまな種類があります。

教育活動を提供する小中高・大学などの教育機関、お金の預金を受けたり貸与するといった活動を行う銀行などの金融機関、衣服の洗濯をするクリーニング、楽しく夢を見させてくれる活動を提供しているディズニーランドなどレジャー施設などなどです。

そしてこれまでの説明から理解できるように、病院など医療機関の活動もサービスなのです。

看護師の仕事も他の医療関係者と同じく、人々の健康を回復したり増進したりする活動としてのサービスを提供しているのです。

サービスはモノとは違う特徴をもっているので、提供するにはそれなりの注意が必要です。

まず、サービスは、無形なので、モノのように、あらかじめ作り置きして取っておくことはできません。

サービスは必要とされるときに提供できなくてはならないので(タクシーは急いでいるときに来てくれると助かりますよね!)、必要なサービスを提供できる能力と準備を怠ることはできません。特に医療の場合、これは重要なことです。

患者さんに、今、求められている治療を待ってもらうことはできないからです。

つぎに、サービスには、同時性の特徴があるので、サービスが生産される時と場所に行かなくては、サービスが消費できないことになります。医療サービスでは患者さんがそれを受けられる場所とタイミングを考えておかねばなりません。

患者さんは病気を抱えている弱者ですから、患者さんに治療や看護サービスを受ける場所にいつも来てもらうのではなく、可能な場合には、患者さんの居る場所に出向くということも必要かもしれません(在宅医療にはこうした側面があります)。状況に応じて判断しなくてはなりません。

看護サービスもベテランと新人では、その内容や質が異なってしまうことが起きます。しかし、患者さんの立場からすると、サービスの提供者によってその質が異なるというのは大変迷惑です。新人の看護師さんも研鑽を積んで、ぜひ上級者の看護師さんと同じレベルで能力を発揮できるように努力しなくてはなりません。

サービスに、結果と過程があるというのは医療サービスにとっても重要な事実です。昔の医療では、病気が治るという結果の方が大切で、治療過程はあまり大切には考えられていませんでした。

病気が治るためなのだから、患者さんは多少、治療過程が苦しくても我慢すべきだという発想でした。

今日、こうした考え方は少なくなりつつあります。治療はどんどん非侵襲的な(患者さんにとって楽な)方向に進んでいますし、待ち時間も短くなる傾向にあります。

治療過程で患者さんの苦痛をできるだけ少なくするように医療関係者は努力を続けていかねはなりません。

参考になさってください。


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