トップページ > 看護師・ナースの基礎知識「看護師の給料と子育て支援」

時代は変わり、他の職業と同様、看護師の世界においても転職が普通になりつつある点は良い傾向ですね。今までは何か違和感を感じても、耐えるか、あるいは辞めるかしかなかったところ、そこに「職場を変える」という選択肢が出てきたのです。貴重な人生の貴重な時間を費やすわけですから、やはり、納得ができ、やりがいが感じられ、「ありがとう」という言葉が聞ける職場で働きたいものです。

看護師・ナースの基礎知識

  • 看護師の給料と子育て支援

看護師の給料は非常に安定的です。最新データによれば、民間企業の倒産件数1万2,707件(東京商工リサーチ)に比べ、医療機関の倒産は32件、老人福祉事業者が14件(帝国データバンク)という結果でした。

また医療機関の倒産は、各地域における病床数の確保から考えても他施設に事業継承されることも多く、経営者の変更はあっても職員は引き続き同一施設で勤務することができる場合が多いです。

これは看護師の場合、経営悪化により就業場所を失う危険がほとんどないと言ってもよいことになります。

また前回のコラムでも述べたように、看護師を必要としている需要が供給を上回っていますので、万が一就業先が倒産しても、看護師はすぐに転職することが可能です。

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今年は大丈夫か?来年も給料がもらえるかな?と心配して就業する看護師はいないと思います。

看護師の給料について他職種と比較してみると、看護師の初任給は大学院修士課程卒業事務員、技術者、研究員などよリ高く、看護師の学歴より高い学歴を持つ人よりも給料が高く設定されています。

実際には30代を過ぎると、給料の上昇率は他職種に比べ緩やかになる傾向があります。「賃金の高さが定着率を強める効果を持つのはベテラン層看護師のみである」ということからもわかるように、ベテラン看護師は、看護師の賃金水準が高いということを知る機会があったり、経験的に体感しています。

一方で、看護養成機関卒業後、病院に就職したばかりの社会経験も浅い若手看護師は、賃金に対してのこだわりがないというよりも、社会全体における賃金に対する認識が薄いことによって、看護師がいかに良い給料体系にあるかということを知らないと考えられます。

看護師は職能全体の95%程度を女性が占める割に、取得できる給料水準は極めて高い職業の一つです。「高収入」と「就業先の安定」の二つを合わせて正確に若手看護師にも認識してもらうことで、「看護師は金銭的に恵まれ、かつ安定感がある職種であり、将来設計を行いやすい」というメリット感がはぐくまれます。

さらに、保育園や託児所を併設する病院の増加や、施設はなくても近隣保育園への入園サポートを行う病院などもあり、他職種に比べて子育てをしながら就業を継続しやすいと言えます。

参考になさってください。


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