トップページ > 看護師・ナースの基礎知識「専門看護師、認定看護師」

時代は変わり、他の職業と同様、看護師の世界においても転職が普通になりつつある点は良い傾向ですね。今までは何か違和感を感じても、耐えるか、あるいは辞めるかしかなかったところ、そこに「職場を変える」という選択肢が出てきたのです。貴重な人生の貴重な時間を費やすわけですから、やはり、納得ができ、やりがいが感じられ、「ありがとう」という言葉が聞ける職場で働きたいものです。

看護師・ナースの基礎知識

  • 専門看護師、認定看護師

看護師にはいくつかのキャリアがあります。そこまでのルートをわかりやすくお伝えする中で、自分にとってキャリアアップになる方法を見つけ出していただきたいと思います。

今回は全てではありませんが、代表的ないくつかのキャリアについて紹介していきます。一気にまとめると少なくともこれだけの分野があるということがわかります。

1.病院、施設(専門看護師、認定看護師、特定看護師、ナースプラクティショナー、管理職)

2.学術(教育・研究)

3.企業(起業・勤務)

4.社会活動(国内・海外)

5.政治(国・地域)

6.行政(厚生労働省・地方)

7.保険師活動(地域・企業)

8.助産師活動(勤務・開業)

一つずつ説明していきます。

・専門看護師、認定看護師

高度化・専門分化が進む医療現場における看護ケアの広がりと看護の質向上を目的に、看護界の総意で資格認定制度が発足しました。

専門看護師、認定看護師、認定看護管理者の3つの資格があります。

日本看護協会では、教育機関の認定と、専門の教育・研修を受けた看護職への資格認定とを行っています。

1996年に専門看護師が初めて誕生し、1997年に認定看護師が、1999年に認定看護管理者が誕生しています。

専門看護師も認定看護師も資格を取得してからの活動は、組織の中で得られた知識を他の看護師に伝達したりなど、病院や施設においてリーダー的役割を果たすことになります。

専門性を磨くということは自分の努力も非常に大切ではありますが、専門看護師や認定看護師の資格を取得することは、自分の努力だけでなし得ることではありません。

多くのスタッフや上司、施設からのサポートがあってこその資格でもあるので、専門性を持つ看護師として他の看護師の手本となるような行動をとり、高い専門性を多くの患者さんのために役立つものにしていくことが望ましいでしょう。

病院もまた、専門看護師や認定看護師がいることで診療報酬上のメリットがあります。

よって、資格取得のためのサポートを積極的に行ってくれる病院や施設もあるようです。

しかし、まだ歴史の浅い資格でもありますので、資格取得後に専門性を発揮するといっても、病院もどのように専門看護師や認定看護師を活躍させようか試行錯誤しているということもあるでしょう。

そうしたときに病院や施設の中で、どのように専門性を発揮していけばよいかを、病院任せではなく提案していくことも必要となるでしょう。

まだ活躍の場が確立されていないということで落胆するのではなく、「こんなこともできる」と自らの学んだことを生かしてどのように貢献できるのかを提案しながら活躍するということも考えられます。

参考になさってください。


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