トップページ > 看護師・ナースの基礎知識「看護師が民間資格に惑わされている?」

時代は変わり、他の職業と同様、看護師の世界においても転職が普通になりつつある点は良い傾向ですね。今までは何か違和感を感じても、耐えるか、あるいは辞めるかしかなかったところ、そこに「職場を変える」という選択肢が出てきたのです。貴重な人生の貴重な時間を費やすわけですから、やはり、納得ができ、やりがいが感じられ、「ありがとう」という言葉が聞ける職場で働きたいものです。

看護師・ナースの基礎知識

  • 看護師が民間資格に惑わされている?

世の中にはたくさんの資格ビジネスがあり看護師を誘惑します。

民間資格を取得するなら、キャリアアップのためというよりは、自分磨きの目的にした方がいいことを知っておくことも必要です。

賃金アップや転職に優位になるかもしれないと民間資格を取得しても、全く賃金に反映されないことは多々あるようです。

看護師国家資格や医師国家資格のように、資格には国が認めたものもありますし、准看護師資格のように、都道府県知事が認める資格もあります。

看護師が取得する国家資格とは法律に基づき、国や国から委託された機関が実施する資格をさします。

国家資格を取得しているということは、その専門的な知識や技術が一定水準に達していることを国によって認定されることになります。

看護師は看護業務を遂行するための必須条件として、業務独占資格である看護師国家資格を取得する必要があるように、取得は困難であっても国から職業を保障され、一定の地位を確立し、社会的信頼性も高いという資格でもあるのです。

資格というものはこうした国や公的機関が資格認定をするものから、民間の団体などが独自に認定するものまで多岐にわたります。

看護師は非常に勉強熱心な人も多く、看護系の研修に参加したりするだけではなく、さまざまな資格を取得する人もいます。

どのような資格であっても、勉強し、知識を習得しながら(時に技術も)資格取得に向けて時間を投資するわけですから、その勉強が無駄になるということはあまり考えられません。

一方で、キャリアアップの一環として資格取得を考えるのであれば、たくさんの民間主宰の資格を取得することよりも、専門学校卒業者であれば、大学卒業資格を取得したり、公的な資格の意味と、民間資格の意味の違いを知ることも大切です。

実際、看護師向けの民間主宰の資格ビジネスはたくさんあります。

本来であれば、看護師資格があれば実施できるにもかかわらず、さらに資格取得のために多額の費用や時間を投ずる人が存在することも事実です。

もちろんそれを理解した上で、あえて取りたい資格であれば卜ラブルはないのですが、そうした民間資格を取得することで、あたかも昇進できたり、病院内で資格を活かした業務に従事できるような広告をしている業者もあります。

看護師という資格を取得すると、どのようなことができるのかということを今一度考え、看護師資格がいかに幅広い業務内容であるかを知ることで、資格取得による卜ラブルは避けられると言えるでしょう。

民間資格は、自らの知識を深める、自分磨きというために活用するという意識が必要かもしれません。

参考になさってください。


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