トップページ > 看護師・ナースの基礎知識「アメリカで働く看護師:看護師の採用」

時代は変わり、他の職業と同様、看護師の世界においても転職が普通になりつつある点は良い傾向ですね。今までは何か違和感を感じても、耐えるか、あるいは辞めるかしかなかったところ、そこに「職場を変える」という選択肢が出てきたのです。貴重な人生の貴重な時間を費やすわけですから、やはり、納得ができ、やりがいが感じられ、「ありがとう」という言葉が聞ける職場で働きたいものです。

看護師・ナースの基礎知識

  • アメリカで働く看護師:看護師の採用

カリフォルニア州サンディエゴにあるSHARP病院(Sharp Memorial hospital)の看護採用課にてお話を伺いました。

看護師不足はアメリカにおいても深刻です。女性の職場で必ず起こる結婚、出産における職場離職問題を抱えています。

実際現実的には、カリフォルニアのライセンスを持つ看護師の半分は働いていません。

また看護師の職域は広がりつつあるため、保険会社のような場所で勤務する看護師も増加しています。

病院は保育室を持たないので、家族が子育てを支援しなければ、勤務継続は不可能です。

そのため、アメリカでは多くの移民看護師を雇用しています。

SHARPはサンディエゴ最大のヘルスケアシステムグループで、7つの大病院を主軸にし28箇所の医療施設と専門分野の医師2700名と連携し、1万人近い従業員が勤務しています。

その中には看護師の採用のみを行う部署があり、アメリカ国内はもちろんのこと、世界各国の看護師をSHARP病院で勤務してもらうようなサポートを行っています。

サポート内容の一部を紹介しましょう。

・ビザサポート

・すでにカリフォルニア州の看護師資格を所持している方には詳しいリクルートにかんする説明

・病院見学

・海外から渡米する際の手続き説明

・住居斡旋

・カリフォルニア州の看護師資格を所持していない他国の看護師に対して、資格取得方法の説明

このため、インタビュー中も、2名の中国人看護師が訪問し、担当者より説明を受けていました。

国によって、カリフォルニア州の看護師資格への切り替え方法も違うため、各国の看護師に対応できるノウハウがあるということでした。

カリフォルニア州においても看護師不足は深刻な問題です。

看護師の社会的地位はとても高く評価されており、どの病院でも移民看護師が勤務しているという現状があるため、移民看護師の受け入れはとても積極的でした。

参考になさってください。


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