トップページ > 看護師の目標設定「看護師のズレた目標/プリセプターCさん(1)」

時代は変わり、他の職業と同様、看護師の世界においても転職が普通になりつつある点は良い傾向ですね。今までは何か違和感を感じても、耐えるか、あるいは辞めるかしかなかったところ、そこに「職場を変える」という選択肢が出てきたのです。貴重な人生の貴重な時間を費やすわけですから、やはり、納得ができ、やりがいが感じられ、「ありがとう」という言葉が聞ける職場で働きたいものです。

看護師の目標設定

  • 「看護師のズレた目標/プリセプターCさん(1)」

看護師経験3年、プリセプターであるCさんが立てた目標

−−−

1.看護師長補佐として、眼科の専門性、看護の質の向上に貢献できる

・評価目標を決定し、わからないところがあれば確認し調整する

・看護手順を活用し、根拠を持って指導する

2.アセスメントができる

・疑問に思うところは調べる

・自己学習に励む

・患者とコミュ二ケーションを図る

3.自己の健康管理ができ、挨拶ができる

・余裕を持って行動する

・規則正しい生活をする

−−−


目標の1つ目、2つ目がともに「できる」で締めくくられていることから、経験3年のCさんはまだ目標管理とはどういうものかがわかっていないようです。

看護職は「評価」というと、「能力」のことだと思い込みがちです。

繰り返しになりますが、目標管理は能力を評価するものではありません。

自分が持っている能力を使って、もしくは自分の能力を高めることによって、結果(成果・業績)を出すことが目標管理です。

目標管理では、「結果の達成度」を評価するのです。

スタッフクラスが立てる目標でよく見られる問題にはいくつかの傾向があります。

また、多くの病院ではクリニカルラダー評価も同時に実施しており、クリニカルラダー評価が能力を評価するものであるため、目標管理もそれと混同してとらえてしまうことが多いようです。

この2つの違いについて下図に整理しました。スタッフに目標管理の考え方を説明するときに参考にしてください。



(続く)

参考になさってください。


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