時代は変わり、他の職業と同様、看護師の世界においても転職が普通になりつつある点は良い傾向ですね。今までは何か違和感を感じても、耐えるか、あるいは辞めるかしかなかったところ、そこに「職場を変える」という選択肢が出てきたのです。貴重な人生の貴重な時間を費やすわけですから、やはり、納得ができ、やりがいが感じられ、「ありがとう」という言葉が聞ける職場で働きたいものです。
副師長3年目、師長との対話がやや少なめ、やる気を失っているのか、業務をこなしている印象のIさんが立てた目標 −−− 1.副師長としての役割を担っていく。 ・各委員会活動をサポートしていく。 2.がん相談支援に関する知識を高める。 ・がん相談支援研修に参加。 ・ケアマネジャーの資格を取る。 −−− この目標からは、目標シートを「書けばいい」「出せばいい」という消極的な姿勢がうかがわれます。 副師長が副師長の役割を担うのは当然のことですし、「知識を高める」のは能力向上の話です。 副師長の役職に就いている人であれば、能力を高めることによって病棟の成果に直接結びつく目標を掲げてもらいたいところです。 さらに「内容」に「ケアマネジャーの資格を取る」と書かれていますが、これだけでは病棟にどのような成果をもたらすのかがわかりません。 副師長という組織の中軸にあるポジションでありながら、なぜ直接に業務と関係のないケアマネジャーの資格取得をあげてきたのか、面談のときに詳しく聞く必要があります。 もしかしたら現在の看護や立場にいきづまっていて、自身のキャリアを見直したいという思いがあるのかもしれません。 (続く) 参考になさってください。 看護師の方が転職したい!と思ったら。 >>>最新の看護師転職・ナース転職サイト比較ランキングはこちら
副師長3年目、師長との対話がやや少なめ、やる気を失っているのか、業務をこなしている印象のIさんが立てた目標
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1.副師長としての役割を担っていく。
・各委員会活動をサポートしていく。
2.がん相談支援に関する知識を高める。
・がん相談支援研修に参加。
・ケアマネジャーの資格を取る。
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この目標からは、目標シートを「書けばいい」「出せばいい」という消極的な姿勢がうかがわれます。
副師長が副師長の役割を担うのは当然のことですし、「知識を高める」のは能力向上の話です。
副師長の役職に就いている人であれば、能力を高めることによって病棟の成果に直接結びつく目標を掲げてもらいたいところです。
さらに「内容」に「ケアマネジャーの資格を取る」と書かれていますが、これだけでは病棟にどのような成果をもたらすのかがわかりません。
副師長という組織の中軸にあるポジションでありながら、なぜ直接に業務と関係のないケアマネジャーの資格取得をあげてきたのか、面談のときに詳しく聞く必要があります。
もしかしたら現在の看護や立場にいきづまっていて、自身のキャリアを見直したいという思いがあるのかもしれません。
(続く)
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