トップページ > 看護師の目標設定「看護師のズレた目標/看護師経験10年Jさん(2)」

時代は変わり、他の職業と同様、看護師の世界においても転職が普通になりつつある点は良い傾向ですね。今までは何か違和感を感じても、耐えるか、あるいは辞めるかしかなかったところ、そこに「職場を変える」という選択肢が出てきたのです。貴重な人生の貴重な時間を費やすわけですから、やはり、納得ができ、やりがいが感じられ、「ありがとう」という言葉が聞ける職場で働きたいものです。

看護師の目標設定

  • 「看護師のズレた目標/看護師経験10年Jさん(2)」

前回からの続きです。

・改善のためのステップ

自分は組織の一員であるという自覚がないスタッフも、ときにはいるかもしれません。

しかし、このようなスタンスは一朝一夕で確立できるものではありませんから、元々の病院風土にも問題があるのでしょう。

とはいえ、看護師長はチームメンバーとしてJさんと一緒に働く立場にありますから、少しでもJさんのスタンスが変わるような働きかけをしたいものです。

まずは目標管理とは何であるかを説明し、Jさんは病棟をどのようにしていきたいと思っているのか、師長はJさんにどんな役割を期待しているか、などについて話し合いましょう。

そして、その話し合いを踏まえて再度目標を考えてもらいます。

本来ならば組織をリードしてほしいベテラン層が、組織の一員としての自覚が足りないというのは、マネジメントをする立場にとってはとても負担感が大きいものです。

「目標管理についての理解が足りない」という状態は同じでも、それが若いスタッフであれば厳しく指導できるところを、ベテランに対しての指導は躊躇することもあるでしょう。

「正しい道に指導すべき」と考えすぎると疲弊してしまいます。Jさんがなぜ今のスタンスになってしまったのか、Jさんの人となりをまず理解するところからスタートしてはどうでしょうか。

これは目標管理のそもそもの考え方にも関連するところですが、マズローの欲求5段階説の図を見てみましょう。

ピラミッドの上のほうにある「自我の欲求」「自己実現の欲求」が目標管理の考え方に活用されています。

しかしこれらは「生理的欲求」「安全の欲求」「帰属の欲求jが満たされてはじめて意識されるものです。決めつけることはできませんが、Jさんはその前の段階、帰属の欲求が脅かされている状態なのかもしれません。

Jさんの思いを引き出せるような関わりができるかどうか。師長の働きかけ次第で、もしかしたら変化が見られるかもしれません。



(続く)

参考になさってください。


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