時代は変わり、他の職業と同様、看護師の世界においても転職が普通になりつつある点は良い傾向ですね。今までは何か違和感を感じても、耐えるか、あるいは辞めるかしかなかったところ、そこに「職場を変える」という選択肢が出てきたのです。貴重な人生の貴重な時間を費やすわけですから、やはり、納得ができ、やりがいが感じられ、「ありがとう」という言葉が聞ける職場で働きたいものです。
では、師長にとって「ピントがずれた」状態が起きたとき、その問題の本質はどこにあると皆さんはお考えでしょうか。 「それはもちろんやる気がなかったり、理解が足りていなかったりするスタッフ側の問題です。」と考える人もいらっしゃるでしょう。 そうなると、改善するためには「モチベーションを上げるような動機づけが必要。」という話になるでしょうか。 そうすると、「動機づけはずっとしているのに効果がないんです。」という声が聞こえてきそうですね。 さらには「もともとやる気がないし、定年も近いし、しょうがないと思ってあきらめています。」という師長もいるかもしれません。 もう少し考えてみましょう。 本人側の問題以外にも別の問題はないでしょうか。 振り返ってみて、管理職である師長側の問題はないでしょうか。 たとえばこんなケースがあります。 師長の鈴木さんは、ベテラン看護師佐藤さんのことで悩んでいました。 ベテランとしての自覚を持って、後輩指導にも積極的に関わってほしいと思うのですが、佐藤さんは、後輩たちと同レベルの目標を立てて、それをクリアすることが自分の仕事だと考えているように見えます。 そんな佐藤さんのことを、正直物足りなく感じながらも、自覚がないのは本人の問題だから仕方がないと考えています。 このような話はめずらしくないと思います。はたしてこれは本人だけの問題でしょうか。 私は、ここに師長側の問題が潜んでいると考えています。 (続く) 参考になさってください。 看護師の方が転職したい!と思ったら。 >>>最新の看護師転職・ナース転職サイト比較ランキングはこちら
では、師長にとって「ピントがずれた」状態が起きたとき、その問題の本質はどこにあると皆さんはお考えでしょうか。
「それはもちろんやる気がなかったり、理解が足りていなかったりするスタッフ側の問題です。」と考える人もいらっしゃるでしょう。
そうなると、改善するためには「モチベーションを上げるような動機づけが必要。」という話になるでしょうか。
そうすると、「動機づけはずっとしているのに効果がないんです。」という声が聞こえてきそうですね。
さらには「もともとやる気がないし、定年も近いし、しょうがないと思ってあきらめています。」という師長もいるかもしれません。
もう少し考えてみましょう。
本人側の問題以外にも別の問題はないでしょうか。
振り返ってみて、管理職である師長側の問題はないでしょうか。
たとえばこんなケースがあります。
師長の鈴木さんは、ベテラン看護師佐藤さんのことで悩んでいました。
ベテランとしての自覚を持って、後輩指導にも積極的に関わってほしいと思うのですが、佐藤さんは、後輩たちと同レベルの目標を立てて、それをクリアすることが自分の仕事だと考えているように見えます。
そんな佐藤さんのことを、正直物足りなく感じながらも、自覚がないのは本人の問題だから仕方がないと考えています。
このような話はめずらしくないと思います。はたしてこれは本人だけの問題でしょうか。
私は、ここに師長側の問題が潜んでいると考えています。
(続く)
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