時代は変わり、他の職業と同様、看護師の世界においても転職が普通になりつつある点は良い傾向ですね。今までは何か違和感を感じても、耐えるか、あるいは辞めるかしかなかったところ、そこに「職場を変える」という選択肢が出てきたのです。貴重な人生の貴重な時間を費やすわけですから、やはり、納得ができ、やりがいが感じられ、「ありがとう」という言葉が聞ける職場で働きたいものです。
教育担当の副師長、新人教育の新プログラム(屋根瓦教育体制)の責任者であるBさんが立てた目標 −−− 1.屋根瓦教育体制をフォローアップすることで新任看護師が成長できる 屋根瓦教育体制の説明を実施 新任看護師の状況確認(1、3、6(9)、12ヶ月) 体制に関する不安や疑問に対するフォローを行う 2.全スタッフが看護記録を実践できる SOAPに対する不安や疑問が解決できる 委員会活動を通して現場で実践に結びつけることができる 3.スキルアップのため院内研修へ参加する 院内研修やセミナーに1つ以上参加する 実習に取り組む −−− 1つ目の目標に「フォローアップ」とありますが、一生懸命フォローアップすること自体は「成果」にはなりえません。 仮にフォローアップして新人看護師が12ヶ月目の技術チェックをクリアできたとしても、それは副師長自身の目標にはなりません。 副師長は新人教育の新プログラムの責任者という役割を担っているのですから、新人看護師自体に目を向けるのではなく、新プログラムの導入がうまくいったか、もしくは確立できたかといったことを評価する必要があります。 2つ目の目標、「全スタッフが看護記録を実践できる」も同様で、このことによってどんな結果を出そうとしているのかを示さなければなりません。 (続く) 参考になさってください。 看護師の方が転職したい!と思ったら。 >>>最新の看護師転職・ナース転職サイト比較ランキングはこちら
教育担当の副師長、新人教育の新プログラム(屋根瓦教育体制)の責任者であるBさんが立てた目標
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1.屋根瓦教育体制をフォローアップすることで新任看護師が成長できる
屋根瓦教育体制の説明を実施
新任看護師の状況確認(1、3、6(9)、12ヶ月)
体制に関する不安や疑問に対するフォローを行う
2.全スタッフが看護記録を実践できる
SOAPに対する不安や疑問が解決できる
委員会活動を通して現場で実践に結びつけることができる
3.スキルアップのため院内研修へ参加する
院内研修やセミナーに1つ以上参加する
実習に取り組む
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1つ目の目標に「フォローアップ」とありますが、一生懸命フォローアップすること自体は「成果」にはなりえません。
仮にフォローアップして新人看護師が12ヶ月目の技術チェックをクリアできたとしても、それは副師長自身の目標にはなりません。
副師長は新人教育の新プログラムの責任者という役割を担っているのですから、新人看護師自体に目を向けるのではなく、新プログラムの導入がうまくいったか、もしくは確立できたかといったことを評価する必要があります。
2つ目の目標、「全スタッフが看護記録を実践できる」も同様で、このことによってどんな結果を出そうとしているのかを示さなければなりません。
(続く)
参考になさってください。
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