トップページ > 主任看護師入門「現場の看護スタッフが楽しく働ける、とは」

時代は変わり、他の職業と同様、看護師の世界においても転職が普通になりつつある点は良い傾向ですね。今までは何か違和感を感じても、耐えるか、あるいは辞めるかしかなかったところ、そこに「職場を変える」という選択肢が出てきたのです。貴重な人生の貴重な時間を費やすわけですから、やはり、納得ができ、やりがいが感じられ、「ありがとう」という言葉が聞ける職場で働きたいものです。

主任看護師入門

  • 「現場の看護スタッフが楽しく働ける、とは」

「現場のスタッフが楽しく働ける」とはどういうことでしょう。自分も含めたスタッフが楽しく働く職場。無論、師長も楽しく働いている職場。ケアをする場がそんな職場であれば、ケアされる人もきっとその活力の中で癒されるでしょう。

しかし、誰もが望んでいる当たり前のことが、どこでも誰でも得られるわけではありません。看護師はケアする対象がそこでその人の持つ力を十分に出せるように援助する仕事ですが、私たちは自分以外の人聞が力を発揮できるようにするプロであるにもか かわらず、職場の中ではそれがうまくいかず、みんな悩んでいます。

しかし、ちょっとしたヒン卜で楽しく働くととができます。それは、看護師の仕事に限らず、仕事をしていく上でのちょっとしたコツです。

皆さんにも一人ひとりが培ってきた、自分なりの仕事術というものがあると思いますが、私はどんな仕事の仕方をしたいかということを考える時、ふとある言葉が浮かんできます。

それは、吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」という本に出ているのですが、私が出合ったのは今から40年以上前の小学校の教科書でした。

たれもかれもが力いっぱいにのびのびと生きてゆける世の中

たれもかれも「生まれて来てよかった」と思えるような世の中

じぷんを大切にすることが

同時にひとを大切にすることになる世の中

そういう世の中を来させる仕事がきみたちの行くてにまっている

大きな大きな仕事

生きがいのある仕事

どんな仕事に就くのか、どんな仕事をしていくのかはわからなかったけれど、仕事というのはこういう世の中を来させることなのだと、初めて世の中と自分ということを考えた小学生の私でした。

それ以来ずっと何をしたらいいのかという時に、この詩が浮かんできました。

私にとっては、私が生きていくための指標=道しるべのような言葉でした。

この言葉のかけらが何かの時にふと浮かんでくるのですが、教科書が手元になかったので、バイブルのように持っていたわけではありません。

看護師になって随分たってから思い出し、吉野源三郎の全集を手に入れて、この言葉を探し出した時は、「ああ、私はこの言葉に導かれるようにして仕事をしてきたのだ」と感慨深いものがありました。

「たれもかれも力いっぱいにのびのびと生きてゆける」「たれもかれも生まれて来てよかったと思える」「じぶんを大切にすることが同時にひとを大切にするととになる」ことを、私は看護師の仕事を通して実践しようとしているのだと気がついたのです。

仕事をするにあたりこの価値観を大切にしながら、その上で、ちょっとしたコツを長い職業生活の中で身につけてきました。

そのちょっとしたコツを今からお教えします。参考になさってください。

(福祉系大学准教授)

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