トップページ > 主任看護師入門「看護師の仕事術4/成果は後から出るもの」

時代は変わり、他の職業と同様、看護師の世界においても転職が普通になりつつある点は良い傾向ですね。今までは何か違和感を感じても、耐えるか、あるいは辞めるかしかなかったところ、そこに「職場を変える」という選択肢が出てきたのです。貴重な人生の貴重な時間を費やすわけですから、やはり、納得ができ、やりがいが感じられ、「ありがとう」という言葉が聞ける職場で働きたいものです。

主任看護師入門

  • 「看護師の仕事術4/成果は後から出るもの」

私の6つの仕事術を紹介します。

その1:今より面白くする。

その2:全員が賛成することを求めない。一番の反対者と手を組む。

その3:「わからないので教えてください」「ありがとう」

その4:成果は後から出るもの。現時点で「嫌われるか」「好かれるか」の物差しはとりあえす横に置く。

その5:もめ事があるのは健康な組織。もめ事を楽しむくらいの余裕を持つ。

その6:失敗の数=立ち直りの数

あなたもそうだなあと思ったら、あなたの仕事術に入れてみてください。

・仕事術その4/成果は後から出るもの。

人間ですから大変難しいことなのですが、「嫌われるか」「好かれるか」という物差しを使うことを、ちょっと一時だけやめてみることです。

とは言っても、好き嫌いの感情はわいてくるものですから仕方ないのですが、その自分の感情にふたをしたり、無視をしたりするのではなく、とりあえずわきに置いておくということです。

誰しも人から嫌われたくはないので、「好き嫌い」は気になるものです。しかし物事の判断にこの要素が入ると判断力が鈍ることがありますので、いったん横に置いておく必要があるのです。

そうは言っても、好かれるか嫌われるかということが最重要問題と考えている人はたくさんいます。私は、好き嫌いは仕方ないことなのだが、「好かれるか嫌われるか」という物差しは、ちょっとわきに置いた方がうまくいくと思います。

「好きか嫌いか」は、たいがいは自分の感じたことなので、そのままそのとおりの感情なのでしょう。

しかし「好かれるか嫌われるか」というのは相手の感情なので、自分の思ったとおりかどうかはわからないのです。いわば、大きな思い込み=妄想的なものでもあります。

ですから、相手に嫌われないようにしよう、好かれるようにしようといろいろ試みてもうまくいくとは限らないのです。ということは、妄想的にわいてくるのは仕方ないから、それに巻き込まれすぎないようにわきに置いた方がいいということです。

もっとも、相手が好き嫌いにこだわる人かどうかの判断はしておきます(そのような人には正論は通じないことが多いようです)。そういう相手に苦言を呈さなければならないことが出てきた時、嫌われるか好かれるかを考えると、変に回りくどい言い方をしてしまいがちで、何を言っているのかわからなくなってしまうので、さらっと「私はこう思う」と言う方がよいです。

そして、締めの言葉に「不愉快に感じたかもしれないけど、きっとわかってもらえると思って話したのよ」と言います。

相手が嫌っているのではと思うと、早く話を終わらせたいしましてや勇気をふるって苦言を呈したわけですから、話をするだけで精いっぱいとは思いますが、この締めの言葉があるかどうかが、相手の心に届くかどうかのポイン卜です。

その結果、わかってもらえるかどうかは相手の問題ですから、すぐにわかってもらえるかどうかにこだわらないことも重要なポイン卜です。

たとえ、その時はわかってもらえなくても、時がたてばわかってもらえるものです(ただしそれはたいがい10年も20年も先だと思って間違いないです)。

ですから、仕事術で重要なことは、相手に伝えないと後悔すると思ったことは伝えた方が自分は楽になれますが、それは相手がわかってくれることとは関係ないということを肝に銘じておくことです。

(続く)

参考になさってください。

(福祉系大学准教授)

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