トップページ > 主任看護師入門「看護師がうまくいかなくなった時は?」

時代は変わり、他の職業と同様、看護師の世界においても転職が普通になりつつある点は良い傾向ですね。今までは何か違和感を感じても、耐えるか、あるいは辞めるかしかなかったところ、そこに「職場を変える」という選択肢が出てきたのです。貴重な人生の貴重な時間を費やすわけですから、やはり、納得ができ、やりがいが感じられ、「ありがとう」という言葉が聞ける職場で働きたいものです。

主任看護師入門

  • 「看護師がうまくいかなくなった時は?」

そうは言っても、うまくいかないことだってあります。

私は短冊には書きませんでしたが(きっと短絡的に看護師をやめようと思う人がいては、看護部長室にはふさわしくないと思ったのでしょう)、5つ目の「うまくいかなくなったらやめる」を心の中でいつもつぶやいていました。

「うまくいかなくなったらやめる」というのは簡単なようで、なかなかできることではありません。

何しろ、今まで、よかれと考え、一所懸命に努力し自分で楽しんできたことですから、うまくいかないからと言って、そう簡単にはやめられないものです。

また、やめるということは、自分の行く道から逃げることではないかと逡巡することもあるでしょう。

しかし、いったんやめてみて、また立て直せばよいのです。

立て直してまた続けてもいいし、変えてもいい。続けるにしても仕切り直しをするにしても、どうしたら楽しくなるかを考えながら、もう一度やり直すのです。苦労はあるのですが、自分で選び直し、どうせやるなら楽しんでやってみると、ちゃんと楽しいことが始まります。

うまくいくというのは、プロセスの中のほんの一時です。うまくいっていると思ったら、また次の課題が出てくる。うまくいかずにまた悩む。そして、一所懸命やって知恵を出す。そして、まあ何とかなる。

うまくいかなくなってがっかりしてばかりではなく、どうせ何とかしなくちゃならないのなら楽しくやろうというだけのことです。

看護部長室のドアの横の額にも、時々いろいろな言葉を考えて入れておいたのですが、その中では「楽じゃないけど楽しんじゃう」という言葉が一番好きでした。

楽をするわけではなく楽しむというものです。誰もが楽しんで仕事ができるということは、「だれもかれも力いっぱいにのびのびと」「だれもかれも『この仕事をしてきてよかった』と思える」「自分を大切にすることが同時にひとを大切にすることになる」ように仕事をしていくことなのだと思います。

うまくいかなくなった時にやめて楽しくなることを考えるには、 「感じていること」「考えていること」「表現すること」の3つを一致させるようにするとよいです。

「〜すべき」ということにとらわれていると、なかなか自分の気持ちを大事にできません。

時には3つが一致しないことがあったとしても、「自分の感じていること」を大切にし、 「楽しい」と感じることに合わせていろいろやってみると、苦労はありますが、結果として楽になります。

(続く)

参考になさってください。

(福祉系大学准教授)

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